質問 家政学会とは?

回答 家政学会は、人を取り巻く身近な環境、すなわち、衣食住を中心とした家庭生活という環境をよりよくすることを目標として教育・研究をしている学会です。
幼児から高齢者まで幅広い世代が対象となります。研究領域を大まかに分類すると、家政学原論、児童、家族、生活経営、被服、食物、住居、家政教育などがあります。家政学会は、これらについて、精神的、物質的な面から、あるいは文化的、自然科学的な面から教育研究活動をすることにより社会に貢献をしています。

 

質問 家政学会はどのような活動をしているのですか?

回答 家政学会は、会員が研究成果を発表する場として毎春、全国大会を開催し、家政学に関する研究論文と最新の情報を掲載する学会誌を月刊で発行しています。優れた成果を上げた会員には学会賞、奨励賞を授与し、公益信託助成基金により若手研究者を支援しています。また、学会が蓄積している情報をシンポジウム開催や書籍出版を通して積極的に公開し、人間生活の充実・向上のために社会的貢献を推進しています。
 国内外の関連学会との連繋・協力も活発に行なっており、アジア地区家政学会はその創設に大きな役割を果たし、第1回国際会議(1983年、東京)、第10回国際会議(1999年、横浜)を主催しました。国際家政学会には役員や評議委員を送り、2004年には世界各国から1000名を越える参加者を得て第20回国際家政学会議(京都)を開催しました。2005年には韓国衣類学会(KSCT)とのJoint Conferenceをソウルで共催するなど、家政学を通して国際協力や国際的情報の交換や調査を行っています。

 

質問 会員同士の交流はどのようにされているのですか?

回答 家政学会関東支部では独自の事業として、パソコン講習会、見学会、卒論・修論発表会を行なっています。統計処理のスキルを磨いたり、最新の工場や研究施設を見学したり、現代の家族をめぐる問題を話し合いながら、情報交換も行なっています。卒論・修論発表会では、家政学のこれからを担う若い力の研究成果を共有し、テイーパーテイーで交流を深めています。
 また、本部におかれている17の部会では、セミナー・講演会、共同研究、海外研修旅行などを通して様々な活動・交流が行なわれています。  このたび、支部ホームページに「研究者のサロン」が新設されましたので、会員の交流や情報交換に是非、ご活用ください

 
 

家政学会とは?

家政学会の活動?

会員同士の交流は?

お問合わせ先
一般社団法人 日本家政学会
東北・北海道支部


〒020-8550
岩手県盛岡市上田3-18-33
岩手大学教育学部家政科内
phone:019-621-6608
FAX:019-621-6609
e-mail:info@jshe-thhk.jp
 
2016 Japan Society of Home Economics Tohoku-Hokkaido Chapter All Rights Reserved.